高水温期の魚の動きと攻略法:実体験から学ぶ「夏の沖釣りのリアル」

高水温期の魚の動きと攻略法:実体験から学ぶ「夏の沖釣りのリアル」

夏の沖釣りは「青物の回遊が活発になる!」「朝夕のトップゲームがアツい!」 など、魅力が多い一方で、「魚の活性が読みにくい」「水温が高すぎて食わない」「釣れる時間が短い」 などの難しさもあります。

「潮はいいのに、なぜか反応が悪い…」
「ナブラは出るけど、ルアーには全然食ってこない…」
「朝イチは釣れたけど、その後ピタッとアタリが止まった…」

こういう経験をしたことがある人も多いはず。かくいう私も、夏の沖釣りで 「なんで釣れない?」 を何度も経験し、そのたびに試行錯誤してきました。

今回は、実際の経験をもとに「高水温期に魚の動きがどう変わるのか?」と「その対策&攻略法」 を紹介します!🔥🎣


1. 高水温期に魚の動きがどう変わるのか?

① 魚は「水温25℃〜28℃」を超えると動きが変わる

夏の沖釣りで一番影響を受けるのは**「水温」。特に、表層水温が28℃を超えると魚の動きが変わる**ことが多い。

▶ 実際に経験した変化(例:青物狙い)

  • 水温26℃くらいまでは、トップウォーターへの反応が良い
  • 水温28℃を超えると、ナブラがあっても表層では食わなくなる
  • 水温30℃を超えると、表層ではほぼ釣れない(ディープレンジに移動)

💡 対策水温が高い日は、表層だけでなく水深30m以上もチェックする!


② 朝夕マズメ以外は「深場 or 影」に隠れる

  • 高水温時、魚は「水温が安定する深場」に落ちることが多い
  • 特に真昼の時間帯は、表層に魚がいなくなることがある

▶ 実際に経験した変化(例:真鯛・根魚狙い)

  • 朝イチは水深10〜15mでも釣れるが、日が昇ると30m以深に移動
  • 水深50m以上のポイントでは、日中でも普通に釣れる
  • 岩礁帯や海底のくぼみ(=影)に魚が溜まりやすい

💡 対策真昼は「日陰orディープエリア」を重点的に攻める!


③ ベイトの動きも変わる(高水温でベイトが散る)

  • 水温が上がると、プランクトンの発生量が変わり、ベイトの動きが変化
  • その影響で、ナブラが発生しにくくなったり、発生しても短時間で消えたりする

▶ 実際に経験した変化(例:ナブラ狙い)

  • 夏場は「ナブラが出てもすぐ消える」ことが多い
  • 潮が効いている時間帯しかナブラが出ない
  • ベイトが表層を避け、ボトム付近にいることもある

💡 対策魚探を活用して「どのレンジにベイトがいるか?」を把握する!


2. 高水温期の攻略法:どう釣るべきか?

① トップウォーターは「朝夕マズメ限定」で狙う!

  • 朝・夕の短時間だけトップに反応が出ることが多い
  • 水温が高い時間帯(昼)は、表層の釣りは諦めてディープを攻めるのが正解

💡 実際の成功パターン(青物狙い)
朝6時前後はダイビングペンシルが有効!(特に潮止まり前後)
水温28℃以上になったら、トップは封印してミノーやジグに切り替え


② ジギングは「レンジ&スピード調整」が鍵!

  • 高水温期は「速い動き or ゆっくりした動き」、どちらかに反応が出る
  • 例:真夏の青物は「スロー系ジグ」or「ハイスピードワンピッチ」のどちらかにしか食わない

💡 実際の成功パターン(ジギング)
朝イチはハイピッチで誘い、反応が悪くなったらスロー系に変更
水深40m以上での反応が多い日は、ジグのウエイトを重くする


③ タイラバ・インチクは「ゆっくり巻き」が効果的!

  • 高水温時の真鯛・根魚は、スローな誘いにしか反応しないことがある
  • 例:通常のタイラバ巻きスピードの半分以下がちょうどいいことも

💡 実際の成功パターン(タイラバ・インチク)
スローリトリーブ+ステイを多用すると釣果アップ!
カラーは「オレンジ系」が安定、潮が濁っている時は「黒系」も強い


④ 魚探&Bixpy Jetをフル活用する!

  • 魚のいるレンジを探るには「魚探+Bixpy Jetの微調整」が超重要
  • 風や潮に流されながら釣るスタイルは、高水温期にめちゃくちゃ有効

💡 実際の活用法(Bixpy Jet)
低速モードで流しながらタイラバを落とすと、広範囲を探れる!
ジギング時も、Bixpy Jetで微調整しながら狙うとヒット率UP!


3. まとめ:高水温期の釣りは「朝夕×レンジ×スピード」で攻略!

朝夕マズメはトップウォーターを狙う(昼はディープへ)
ジギングは「ハイピッチ or スロー」、どちらかに特化する
タイラバ・インチクは「スロー巻き+ステイ」を意識する
魚探&Bixpy Jetを活用して、レンジを細かく探る!

高水温期は 「適当にやって釣れるシーズン」ではなく、「魚の動きをしっかり読んで攻略するシーズン」 です!

「水温が高いから釣れない」ではなく、「水温が高いからこそ釣れる魚を狙う」 という考え方で、夏の沖釣りを楽しみましょう!🔥🎣

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