沖のディープエリアで狙う!カヤックからのタイラバ完全攻略
タイラバといえば、水深20m前後の比較的浅いエリアでの釣りが一般的ですが、カヤックフィッシングでは**「水深30m以上のディープエリア」** でも積極的に狙うことができます。
むしろ、沖のディープエリアの方がプレッシャーが少なく、大型の真鯛が狙いやすい のが実際のところ。
私も最初のころは「カヤックでディープエリアは難しいのでは?」と思っていましたが、適切なタックル選び・ポジショニング・リーリングの工夫 をすることで、
むしろ水深30m以上のエリアの方が安定して釣れるようになりました。
✅ 「カヤックでディープエリアのタイラバをやるには、何が必要?」
✅ 「風や潮の影響を受けにくいポジショニングのコツは?」
✅ 「リーリングのスピードはどう変えるべき?」
今回は、実際にカヤックでディープタイラバをやってきた経験をもとに、最適なセッティング・釣り方のコツ を詳しく解説します!
1. カヤックでディープタイラバをやるメリット
🚨 実体験:「ディープエリアの方が魚のプレッシャーが少なく、安定して釣れる!」
水深30m以上のディープエリアを狙う最大のメリットは、「大型の個体が釣れる確率が高い」 という点です。
✅ カヤック×ディープタイラバのメリット
1️⃣ 浅場よりもプレッシャーが少なく、大型が残っている
→ 船の多いエリアではスレた個体が多いが、沖のディープエリアはまだ手付かずのポイントが多い。
2️⃣ シーズンを問わず安定して釣れる
→ 真鯛は水温の変化に敏感だが、深場の水温は比較的安定しているため、年間を通して狙いやすい。
3️⃣ 潮流が絡むエリアでは、ベイトが溜まりやすい
→ ブレイクライン・潮目・駆け上がりなどのポイントが豊富で、青物も混じることが多い。
💡 → カヤックの機動力を活かせば、プレッシャーの低いディープエリアで高確率で大型を狙える!
2. ディープタイラバに最適なタックルセッティング
🚨 実体験:「深場ではタックル選びが重要!ちょっとの違いで釣果に大きく影響する」
水深30m以上を狙う場合、ラインの出方・潮の流れ・感度の良さ などが釣果に直結するため、タックル選びは慎重に行う必要があります。
✅ ディープタイラバに最適なタックルセッティング
🎣 ロッド:7ft前後のタイラバ専用ロッド(ML〜Mパワー)
→ ディープエリアでは「感度の高さ」と「掛けた後の粘り」が必要なので、専用ロッドがベスト。
→ 例:ダイワ「紅牙」シリーズ、シマノ「炎月」シリーズ
🎣 リール:小型両軸リール(ハイギア推奨)
→ 深場ではリーリングが多くなるため、巻き取り効率の良いハイギア(HG以上)が有利
→ 例:シマノ「炎月CT 150HG」、ダイワ「ソルティガIC 100P-DH」
🎣 ライン:PE0.8〜1.2号+リーダー5〜6号(2m以上)
→ PEはできるだけ細めが◎。潮流の影響を受けにくく、フォールスピードを維持できる。
🎣 タイラバ:100g前後のヘッド+ロングカーリーテール
→ 深場では80g〜120gが標準。潮の流れに合わせて使い分ける。
→ 例:ジャッカル「ビンビン玉」、シマノ「炎月 タイガーバクバク」
💡 → 「感度の良いロッド×細めのライン×適切なタイラバの重量」がディープ攻略のカギ!
3. 風・潮の影響を受けにくいポジション取りのコツ
🚨 実体験:「風や潮に流されすぎると、タイラバが狙ったレンジを外れる…」
カヤックは軽量なので、風や潮の影響を受けやすく、適切なポジショニングを取らないと、「狙ったレンジを通せない」「流されすぎて釣りにならない」 という問題が発生します。
✅ 風・潮に対応するポジション取りのコツ
✅ ① 風と潮の向きを計算し、「逆向き」にポジションを取る
→ 風と潮が同じ方向に流れている場合、シーアンカーを使って流されすぎを防ぐ
✅ ② Bixpy Jet(電動モーター)を活用し、流れを微調整する
→ 少し逆方向にスロットルを入れることで、流される速度をコントロールできる
✅ ③ 魚探でベイトの位置を確認し、「潮がヨレる場所」にカヤックを停める
→ 潮目やブレイクラインの「流れが変化する場所」に真鯛は着く ため、魚探を見ながら適切なポジションをキープする。
💡 → 風や潮に流されすぎないよう、シーアンカーやBixpy Jetを駆使するのがコツ!
4. リーリングの速度変化で釣果を伸ばす!
🚨 実体験:「一定速度で巻くだけではダメだった…リーリングに変化をつけるとバイトが増えた!」
ディープエリアのタイラバは、ただ一定速度で巻くだけでは食わないことが多い ため、リーリングの工夫が重要になります。
✅ 効果的なリーリングテクニック
🎣 ① 基本は「スローな一定巻き(1秒1回転)」
→ まずは王道のスロースタイルで様子を見る
🎣 ② 途中で「3秒ほどステイ」を入れる
→ 真鯛はフォールやステイの「間」で食うことが多い
🎣 ③ 中層まで巻いたら「巻きスピードを2倍にして逃げるベイトを演出」
→ 青物や活性の高い個体が追い食いしてくる
💡 → 「単調に巻かず、途中で変化をつける」のが釣果を伸ばすポイント!
5. まとめ:「ディープタイラバはセッティング×ポジショニング×巻き方がカギ!」
✅ タックルは感度の高いロッド×ハイギアリール×細めのPEラインを選ぶ!
✅ 風や潮の影響を抑えるため、シーアンカーやBixpy Jetでポジショニングを調整!
✅ リーリングのスピードに変化をつけ、食わせの間を作る!
カヤックならではの機動力を活かして、ぜひディープエリアの大型真鯛を狙ってみてください!