カヤックフィッシングで狙う「回遊魚パターン別攻略」

カヤックフィッシングで狙う「回遊魚パターン別攻略」

〜サワラ・ブリ・シイラ・カツオを効率よく仕留める戦略〜

カヤックフィッシングでは、青物やシイラ、カツオといった回遊魚を狙うことができるのが大きな魅力です。
しかし、これらのターゲットは動きが早く、状況に応じた釣り方を選ばないと「魚はいるのに全く釣れない…」ということになりがちです。

私自身、最初は回遊魚の釣り方をよく分かっておらず、「ただジグを落としてシャクるだけ」 という単純なやり方でした。
結果、周りのボートはバンバン釣っているのに、自分はノーバイト…なんてことも。

しかし、試行錯誤の末、「ナブラ撃ち・ジギング・キャスティングを状況に応じて使い分ける」 ことで、安定して釣果を出せるようになりました。
今回は、カヤックフィッシングで回遊魚を攻略するための「ナブラ撃ち・ジギング・キャスティング」それぞれの戦略を、実際の経験をもとに詳しく解説します。

「カヤックならではの回遊魚攻略法とは?」
「ナブラ撃ちを成功させるための立ち回りは?」
「ジギングとキャスティング、どっちを使うべき?」

それでは、カヤックで回遊魚を仕留めるための戦略を詳しく見ていきましょう!


1. 回遊魚を狙う3つの釣り方「ナブラ撃ち・ジギング・キャスティング」

回遊魚の釣り方は大きく3つに分けられます。

① ナブラ撃ち(表層でフィッシュイーターが捕食しているとき)

「鳥が騒いでいる!」「海面がザワザワしている!」そんな時に使う釣法

② ジギング(ベイトが沈んでいる、ボトム〜中層に回遊しているとき)

「魚探に反応があるけどナブラが出ていない」時に活躍する釣法

③ キャスティング(ピンポイントの回遊ルートを狙う)

「沖の潮目・ブレイクライン・浮遊物周りにシイラやブリがいる」時の攻略法


2. ナブラ撃ち攻略!カヤックでの追い方&狙い方

🚨 実体験:「ナブラを追いかけても届かない…」→ 立ち回りを変えたら釣れるようになった!

ナブラ撃ちの基本は、「ナブラに直接突っ込まないこと」。
カヤックはボートと違い機動力が限られるため、焦って一直線にナブラへ向かうと魚が散ってしまいチャンスを逃しやすいです。

✅ ナブラ撃ちの基本戦略

1️⃣ 「風と潮の流れを読んでナブラの進行方向を予測する」
→ ナブラは風と潮に流されながら移動するため、進行方向を予測し先回りする。

2️⃣ 「パドリングは最小限にして、ベイトのいるエリアで待つ」
→ 追いかけすぎると疲れるので、潮目やベイトが溜まる場所を狙う。

3️⃣ 「ナブラの手前にキャストし、ベイトと同じスピードでリトリーブ」
→ ルアーがナブラのど真ん中に入ると見切られやすいので、外側からナチュラルに流し込むのがコツ

🎣 おすすめルアー

ペンシルベイト(フローティングorシンキング)
→ ベイトライクな動きでナチュラルに誘える。

ミノー(シンキングタイプ)
→ ナブラが落ち着いても、水面直下を攻められるので釣果が安定しやすい。

💡 → 「ナブラを見つけたら即アプローチ!」が鉄則だが、突っ込まずに狙うのが成功のカギ!


3. ジギング攻略!ベイトが沈んでいる時の戦略

🚨 実体験:「ナブラがない=魚がいない…ではなかった!」

ナブラが見つからないからといって、回遊魚がいないわけではありません。
実際、魚探を見ていると、「中層〜ボトムに魚影が映る」 ことが多く、
そんな時はジギングが最も有効なアプローチ になります。

✅ ジギングの基本戦略

1️⃣ 「魚探でベイトの層を確認し、そのレンジに合わせたジグを選択」
→ 例えば、水深20mに反応がある場合は、20g〜40gのジグを中層までフォール させる。

2️⃣ 「スローピッチジャークを意識して、食わせの間を作る」
→ 青物は**「食わせの間」** が重要。速巻きだけでなく、フォールの時間をしっかり取る ことでバイト率アップ。

3️⃣ 「潮の流れにジグを乗せ、ドリフトさせながら広範囲を探る」
→ 無駄なパドリングを減らし、潮の動きを味方にする。

🎣 おすすめジグ

メタルジグ(30g〜60g)
→ 潮の流れが速いときはコンパクトなシルエットのジグが◎

スロー系ジグ(60g〜80g)
→ 低活性時や深場では、フォール重視のジグが効果的。

💡 → 「ナブラがない=釣れない」ではなく、「魚のレンジを探ること」が大切!


4. キャスティング攻略!潮目・浮遊物・地形変化を狙う

🚨 実体験:「シイラは潮目&漂流物周りを狙え!」

ナブラや魚探の反応がない場合でも、「潮目・漂流物・地形変化」 には回遊魚がついていることが多い。

✅ キャスティングの基本戦略

潮目を狙う(流れが変わる場所はベイトが集まりやすい)
漂流物・ブイ周り(シイラは漂流物に着く習性がある)
ブレイクラインを撃つ(駆け上がりで待ち伏せする青物を狙う)

🎣 おすすめルアー

ポッパー(シイラ狙い)
ミノー(潮目攻略)

💡 → 「ナブラがない時は、ストラクチャー&潮目を狙え!」


5. まとめ:「回遊魚は3つの釣法を状況に応じて使い分けろ!」

ナブラ撃ち:「見つけたら即キャスト!」だが、突っ込まないこと!
ジギング:「魚が沈んでいるときは、スローな誘いが効く!」
キャスティング:「潮目&漂流物を狙えば、意外な大物が潜んでいる!」

カヤックならではの機動力を活かし、ぜひ次回の釣行で試してみてください!

line友達登録ボタン

コメントを残す

すべてのコメントは公開前にモデレートされます