カヤックフィッシングでの「サスペンドフィッシュ攻略法」
〜シーバス・アジ・チヌを宙層で仕留める!レンジ別ルアーの使い分け〜
カヤックフィッシングでシーバスやアジ、チヌを狙っていると、「魚探に映るけどなかなか食わない」 という状況に遭遇することがよくあります。
特に、魚がボトムに張り付かずに宙層に浮いている「サスペンド状態」のときは、単純にジグを落とすだけでは釣れないことが多いです。
私自身も、最初の頃は魚探に映る反応に対して**「ジグを落としても無反応」「トップに出る気配もない」** という状況に悩まされていました。
しかし、試行錯誤の末、
✅ 「サスペンドしている魚の行動パターンを読む」
✅ 「ルアーを適切なレンジに長く留める」
✅ 「ナチュラルな誘いでバイトさせる」
といったアプローチを意識することで、安定して釣果を出せるようになりました。
今回は、「カヤックだからこそできるサスペンドフィッシュ攻略法」 を、実際の経験をもとに詳しく解説します!
1. サスペンドフィッシュとは?行動パターンを知る
🚨 実体験:「ボトムでもトップでも釣れない魚が、宙層に浮いていた!」
サスペンドフィッシュとは、水面でもなくボトムでもなく、中層(宙層)に漂っている状態の魚 のことです。
特に、シーバス・アジ・チヌ などは潮の流れや水温変化に応じてサスペンドしやすく、攻略には独特のアプローチが必要になります。
✅ サスペンドフィッシュが発生しやすい状況
1️⃣ 水温変化があるとき(夏の高水温期・冬の低水温期)
→ ボトムが冷えすぎている、または水面が高温すぎると、中層に溜まりやすい。
2️⃣ 潮の流れがゆるい、または二枚潮のとき
→ 水深によって流れが違うと、ベイトと一緒に宙層で待機することが多い。
3️⃣ ベイトが中層にいるとき
→ 魚探を見て、ベイトがボトムではなく宙層に固まっている場合は、ターゲットも同じレンジにいる可能性が高い。
💡 → 「サスペンドしている魚は、ボトム狙いでは釣れない。適切なレンジにルアーを長く留めることが攻略のカギ!」
2. サスペンドフィッシュを狙う3つのルアー戦略
カヤックでは、サスペンドしている魚を狙う際に「一定レンジをキープできるルアー」を選ぶことが重要になります。
代表的な3つのルアーカテゴリーと、それぞれの活用法を解説します。
① ジグヘッドリグ(スイミング・フォールを駆使)
🚨 実体験:「フォールと巻きを組み合わせると、レンジをキープしやすい!」
ジグヘッドリグは、「スローに沈めながらレンジをキープできる」 のが最大のメリットです。
ただ巻きだけでなく、フォールを織り交ぜることで、より自然なアクションを出すことができます。
🎣 おすすめの使い方
✅ リトリーブ+フォールの組み合わせ
→ 「3秒巻く→1秒フォール」 を繰り返すことで、サスペンドした魚のレンジに長く留められる。
✅ ジグヘッドは1.5g〜7gを使い分ける
→ 軽いジグヘッドほどナチュラルにフォールし、低活性時に有効。
✅ アジ・チヌ狙いでは「ボトムから少し上」を意識する
→ ボトム付近の中層をスローに攻めるのが有効。
🎣 おすすめワーム
エコギア アクア活アジストレート(2.3インチ)(アジ・メバル狙い)
ダイワ フラットジャンキー グラブ(3インチ)(チヌ・シーバス狙い)
💡 → 「フォールと巻きのコンビネーションで、レンジをしっかりキープする!」
② サスペンドミノー(一定レンジをスローにキープ)
🚨 実体験:「巻きを止めても浮き上がらないから、食わせの間を作れる!」
サスペンドミノーは、「狙ったレンジをピタリとキープしながら、食わせの間を作れる」 のが最大の特徴。
カヤックの揺れに合わせて、少しロッドを動かすだけでもナチュラルなアクションになるため、意外とカヤックと相性が良い。
🎣 おすすめの使い方
✅ ただ巻き+ストップ&ゴー
→ 「5回転巻いて2秒ステイ」 で、魚に考える時間を与える。
✅ ジャーク&ポーズでリアクションバイトを誘う
→ ミノーを一瞬ダートさせ、ストップで喰わせる。
🎣 おすすめミノー
シマノ サイレントアサシン 99F(シーバス・チヌ向け)
ラパラ CD7(アジ・メバル向け)
💡 → 「狙ったレンジをキープしながら、食わせの間を作るのがポイント!」
③ シンキングペンシル(ナチュラルな水平フォール)
🚨 実体験:「フォールで見せて、ステイで喰わせるのが一番効果的!」
シンキングペンシルは、ミノーとジグヘッドの中間的なルアーで、「水平フォールとスローリトリーブの組み合わせができる」 のが特徴。
風の影響を受けにくく、レンジを一定に保ちやすいのもメリット。
🎣 おすすめの使い方
✅ リフト&フォール+スロー巻き
→ 軽くロッドをあおってフォールさせ、スローに巻く。
✅ 潮の流れに乗せる「ドリフト釣法」
→ カヤックの流れに合わせてルアーを漂わせることで、より自然な動きを演出できる。
🎣 おすすめシンキングペンシル
ブルーブルー ブローウィン140S(シーバス向け)
ジャクソン ピグミーペンシル(アジ・メバル向け)
💡 → 「ナチュラルなフォールを使うことで、違和感なく食わせる!」
4. まとめ:「レンジをキープしながら、食わせの間を作る!」
✅ 「フォール+リトリーブ」の組み合わせがサスペンドフィッシュ攻略の基本!
✅ 「サスペンドミノー・ジグヘッド・シンペン」を使い分ける!
✅ 狙ったレンジにルアーを長く留めることが釣果UPのカギ!
サスペンドした魚は、一筋縄ではいきませんが、適切なアプローチをすればしっかり釣れます!
ぜひ次回の釣行で試してみてください🎣🔥