SUPからのジギング攻略!深場狙いで安定して釣るための方法
SUP(スタンドアップパドルボード)フィッシングは、機動力と静音性 を活かした釣りができる点が大きな魅力です。
特に沿岸部やシャロー(浅場)での釣りに向いているイメージがありますが、実はSUPでも深場を狙ったジギングが可能 です。
しかし、いざSUPでジギングをやってみると、予想以上に難しいと感じることがありました。
✅ 「風や潮に流されて、ポイントキープが難しい…」
✅ 「立っていると不安定で、ジグをしっかり操作できない…」
✅ 「魚探で反応があるのに、ジグがしっかりボトムまで届かない…」
これらの課題を解決しながら試行錯誤を繰り返した結果、SUPでも安定してジギングができる方法 を確立できました。
今回は、実釣経験をもとに 「SUPからのジギングで深場を攻略する方法」 を詳しく解説します!
1. SUPでジギングをする際の課題とその解決策
✅ ① 風と潮に流されやすく、ピンポイントで攻めづらい
🚨 経験談:「せっかく魚探で良い反応を見つけたのに、すぐ流されてしまう…」
- SUPはカヤックよりも軽量なため、風や潮の影響を受けやすく、狙ったポイントにとどまるのが難しい。
- 一度ボトムを取っても、すぐに流されてしまい、ジグの操作が安定しない ことがよくある。
💡 解決策
✅ 「Bixpy Jet(電動モーター)」を装着し、微調整しながら釣る
✅ 「SUPアンカー(1.5kg前後)」を使用し、流されすぎを防ぐ
✅ 「ドリフト釣法」を取り入れ、流れに乗って効率よく広範囲を探る
🎣 実体験:「Bixpy Jetを低速(3〜5速)で使うことで、流されるスピードをコントロールしながらジギングができた!」
✅ ② SUP上でのバランスが不安定で、ロッド操作が難しい
🚨 経験談:「立ったままジギングをしたら、バランスを崩して落水しかけた…」
- SUPはボードの上での姿勢が重要で、立ってジギングをすると重心が高くなり、不安定になる。
- カヤックのように座りながらジギングができないと、安定したロッド操作が難しい。
💡 解決策
✅ 「膝をついた姿勢」で釣りをする(重心を低くすることで安定する)
✅ SUPのデッキに「座れるクッション」や「小型シート」を設置し、座って釣りができるようにする
✅ 「ワイドボードタイプのSUP」を選び、安定性を向上させる(最低30インチ幅以上が理想)
🎣 実体験:「膝をついた状態でジギングをすると、ロッド操作が安定し、ジグをしっかりシャクれるようになった!」
✅ ③ ジグのフォールが不安定になり、ボトムを取るのが難しい
🚨 経験談:「軽めのジグだと潮に流されてしまい、狙いのレンジを攻められない…」
- SUPはボートやカヤックよりも流されやすいため、軽いジグではフォールが安定せず、しっかりボトムを取れない ことがある。
- 特に水深30m以上の深場を狙う場合、「重めのジグを使う」+「ラインを出しすぎない」 ことが重要になる。
💡 解決策
✅ ジグの重さは最低「80g以上」、潮が速い場合は「100g前後」を使用する
✅ 「PEラインは1.2〜1.5号」を選び、潮の影響を受けにくくする
✅ フォール時にラインを張りすぎず、「自然に落とす感覚」でボトムを取る
🎣 実体験:「100gのロングジグを使うことで、ボトムをしっかり取れるようになり、根魚のヒット率が上がった!」
2. SUPジギングで狙うべきターゲットとポイント
🎯 狙える魚種
✅ ブリ・カンパチ・ヒラマサ(青物系) → 回遊ルートを狙って流しながら探る
✅ アカハタ・オオモンハタ・カサゴ(根魚系) → 沈み根やかけ上がりをピンポイントで攻める
✅ ヒラメ・マゴチ(フラット系) → ボトムに張り付く個体をフォールで誘う
3. SUPでのジギングテクニックと戦略
✅ ① ドリフトジギング(流されながら広範囲を探る)
- SUPの特性を活かし、あえて風や潮に流されながら広範囲を探る戦略。
- 風速が3m/s以上ある場合は、Bixpy Jetの低速で流れをコントロールしながら釣るのが効果的。
🎣 実体験:「SUPでドリフトジギングをすることで、広範囲を効率的に攻められ、青物の回遊ルートにハマることが増えた!」
✅ ② ボトム狙いのリフト&フォール(根魚&ヒラメ向け)
- 沈み根やブレイクライン(かけ上がり)を狙う場合は、ロングジャークではなく、リフト&フォールの繰り返しが効果的。
- フォール時にバイトが多発するため、常にラインのテンションを感じながら誘う。
🎣 実体験:「リフト&フォールを意識することで、アカハタやオオモンハタのヒット率が大幅にアップ!」
4. SUPジギングに適したタックルセッティング
✅ ロッド
✅ 6.3〜6.8ftのスピニングロッド(M or MHクラス)
✅ ジギング専用ロッドなら、感度が良く操作性が向上
✅ リール
✅ スピニングリール4000〜5000番(PE1.2〜1.5号)
✅ ハイギア(HG)タイプが、青物狙いに適している
✅ ジグ
✅ 80〜120gのロングジグ(潮が速いエリア向け)
✅ 60〜80gのショートジグ(根魚・ヒラメ狙いに最適)
5. まとめ:「SUPでもジギングは可能!戦略的に深場を攻めよう」
✅ 流されすぎを防ぐために、Bixpy Jetやアンカーを活用する
✅ 膝をついた姿勢で釣ることで、安定したロッド操作を実現
✅ 100g前後のジグを使い、しっかりボトムを取る
✅ ドリフトジギングを活用し、広範囲を効率的に探る
SUPでも、正しい戦略とタックル選びをすれば、深場のジギングが十分に成立します。
ぜひこのテクニックを活用し、大物を狙ってみてください!