沖のイカメタル攻略!夜焚き釣りで爆釣するテクニック



 沖のイカメタル攻略!夜焚き釣りで爆釣するテクニック

〜イカの活性を読むアクションと、釣果を左右するスッテの色選びとは〜

夜の沖合にポツンと浮かぶ光の船団。その中で、静かに仕掛けを落とし、グッと穂先を引き込むイカのアタリを待つ…。
この「夜焚きイカメタル」の魅力に取り憑かれた人間の一人として、今回は**実釣ベースで感じた“イカメタルで爆釣するためのテクニック”**を紹介していきます。

私は普段、カヤックや小型船での単独釣行を好んでおり、夜焚きスタイルでのイカ釣りも多くこなしてきました。
一見シンプルな釣りに見えて、アクション・カラー・タナの取り方を間違うとまったく釣れないのがこの釣り。逆に、状況にハマると1時間に30杯以上の爆釣も珍しくありません。

今回のテーマは、イカメタルで安定した釣果を得るために不可欠な以下の3点:

  • イカの活性を見極めるアクションの選び方

  • スッテ(鉛スッテ、ドロッパー)のカラー選び

  • タナ・誘いの変化で乗り数が変わる理由

現場で何度も悩み、工夫し、実際に効果があった方法だけを厳選してお伝えします。


■ イカメタルとは? 夜焚きとの相性が抜群の理由

「イカメタル」は、鉛スッテと浮きスッテ(ドロッパー)を組み合わせ、中層〜ボトムにかけてのスルメイカ・ケンサキイカ(アカイカ)を狙う釣りです。

夜焚き=集魚灯を使ってベイトやイカを寄せる夜釣りとの相性が非常に良く、
イカが光に反応して水面から20〜40mあたりに集まるため、比較的ライトタックルでも十分勝負ができます。

カヤックや小型船でも無理なく展開できるので、道具の準備ができていれば気軽にチャレンジできるのもポイントです。


■ まずはここが重要:イカの“活性”を読むアクション調整

✅ イカの活性が高いとき

  • スッテを着底させて、3〜5回の鋭いシャクリ→テンションフォール

  • 軽く跳ねさせる程度の誘いで、フォール中にズン!と明確なアタリ

💡 実体験では、潮が動いていて水温も安定していた夜に、開始直後からこのパターンが炸裂。
スピード感のあるシャクリ→ストンと落とすことで、リアクションで抱いてくる個体が連発しました。


✅ 活性が低いとき

  • 1〜2回の“やや遅めの”シャクリ → 5〜7秒静止

  • スッテをあえて“止めて見せる”時間を長く取る

  • それでもダメなら、まったく動かさない時間を作る

💡 乗り渋りのときは、“動かないスッテ”が効くケースが多い。
潮があまり動かないタイミングや、水温が下がった時は、ドロッパーがフワフワ漂うような演出に変えると、ポツポツと拾えるようになる傾向があります。


■ カラーで差が出る!時間帯と状況別スッテ色の選び方

夜焚きイカメタルでは、**「カラーの使い分け」**が非常に重要。
現場では1人だけ連発していたり、特定のカラーだけやたらと当たったりすることがよくあります。

✅ 基本の考え方

状況 スッテのおすすめカラー
日没直後 オレンジ・レッド・パープル(濃い色系)
完全に暗くなってから グロー・ピンク・ブルー
ベイトがイワシ系 シルバー・ナチュラル系
活性が低い ケイムラ・スモークカラー(透け系)

💡 私の“鉄板コンビ”は、鉛スッテを赤黒 or オレンジ系、ドロッパーをグロー系ケイムラにするパターン。
とくに月が出ていない暗夜はグローの爆発力がすごい。逆に、明るすぎる夜はグローで見切られるケースもあるので注意が必要です。


■ タナを合わせるのが爆釣の鍵!群れがいる“層”を探せ

イカは魚探で明確に映ることもありますが、実際はスッテに反応するタナを自分で探すのが鉄則です。

✅ 基本のタナ探り手順

  1. まずはボトムまで落とす(潮が速ければ重めで)

  2. そこから5mおきにスッテを止めて誘っていく

  3. アタリが出たタナを記憶する → 同じ水深を集中攻撃

💡 私の場合、最初のアタリが35mできたら、そこから32〜38mを何度も攻めます。
群れがそのタナに入っていれば連発し、そうでなければすぐ次の層へ。

これを**“攻めタナのサーチ”としてこまめに実践することが、時合いを逃さず釣果を積み重ねるコツ**です。


■ 夜焚きの釣りで気をつけたい細かい実践テクニック

✅ ドロッパーの動きを意識

  • 張りすぎると不自然な姿勢になる → リーダーは20〜25cmくらいが自然

✅ 鉛スッテのウエイト選び

  • 潮が速いときは20号(75g)以上も視野に入れる

  • カヤックや小船だと、軽すぎるとラインが流されてタナがズレやすい

✅ アタリの出方に応じて合わせを変える

  • 明確に「ズン!」 → しっかりフッキング

  • テンションが抜けたような違和感 → 軽く巻きながら聞き合わせ


■ まとめ:夜のイカメタルは“状況を読む力”が釣果を左右する

潮の流れ・水温・風などを体感し、イカの動き方を想像すること
その日のアタリカラーとアクションを早く見つけること
タナを正確に合わせ、群れにスッテを“見せ続けること”


夜の沖で、静かにスッテを操作していると、ふとした瞬間に「クッ」と入るあの独特のアタリ。
それを“感じて乗せた”ときの手元の感触は、まさにイカメタルの醍醐味。

特にカヤックや小型ボートでの単独イカメタルでは、自分の読みと操作で釣果が大きく変わるのが面白く、奥深い釣りです。

ぜひ、この記事の内容をヒントに、自分なりの夜焚き攻略パターンを作り上げてみてください。
あなたのロッドに「ズンッ」と乗る快感が、きっと何度でも味わえるようになるはずです。

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