ランディング時の大事故を防ぐ!カヤック上で魚を安全に取り込む方法
カヤックフィッシングでは、ランディング(魚の取り込み) が最も緊張する瞬間だ。
特に大物をかけた時は、「絶対にバラしたくない!」 という気持ちが強くなり、つい焦ってしまう。
しかし、ここでミスをすると…
✅ 「ネットを出した瞬間、魚が暴れてバラす…」
✅ 「取り込みに夢中になりすぎて、カヤックごとバランスを崩す…」
✅ 「フィッシュグリップを使おうとしたら、魚が暴れて指を負傷…」
私自身、カヤックフィッシングを始めた頃は 「ランディングミスで大物をバラす」 という失敗を何度も経験した。
一度、80cmクラスのブリをカヤック横でバラした時の悔しさ は、今でも忘れられない…。
また、ランディング時に魚が暴れ、フックが指に刺さる という痛い思いもしてきた。
今回は、実際の経験をもとに、「カヤック上で魚を安全に取り込むためのランディング方法」 を詳しく解説する!🔥🎣
1. ランディングで起こりやすいトラブルとその危険性
まず、カヤック上でのランディングでよくある 「やらかしパターン」 を整理してみる。
🚨 ランディング時のトラブルTOP3
① 魚が最後の突っ込みで暴れ、バランスを崩す
→ 魚が急にダッシュすると、カヤックが傾き、転覆のリスクが高まる。
🎣 実体験:「ブリのランディング中にバランスを崩し、海へ落水…」
→ 片手でロッド、片手でネットを持っていたら、魚が急に突っ込み、重心が崩れてカヤックごと横転。
② ネットにルアーが絡み、魚を取り込めない
→ ランディングネットの目が細かすぎると、フックが絡まり、魚を取り込めなくなる。
🎣 実体験:「魚を入れた瞬間、ルアーがネットに絡まり、強引に引っ張ったらバレた…」
→ それ以来、「ラバーネット or 大きめの網目のネット」 を使うようになった。
③ ランディング時に手を出して、フックが指に刺さる
→ 直接魚を掴もうとして、暴れた瞬間にトレブルフックが指に刺さるケース。
🎣 実体験:「シーバスを手で掴もうとしたら、暴れた瞬間にフックが親指にブスリ…」
→ それ以来、フィッシュグリップなしで魚を掴むのはやめた…。
2. カヤックでのランディングを安全&確実にする方法
これらの経験を踏まえて、カヤックで安全に魚を取り込むための 「鉄則」 をまとめた。
✅ ① ランディングは「カヤックの斜め前方」で行う
🚨 NG:カヤックの真横で取り込もうとする
→ 魚の重みでカヤックが大きく傾き、バランスを崩しやすい。
🎣 実体験:「カヤックの横でランディングしようとしたら、魚の勢いでカヤックが傾いて海へ落水…」
💡 解決策:カヤックの進行方向に対して「斜め45度の位置」で取り込む!
✅ カヤックの前方なら、魚の重みでバランスを崩しにくい
✅ 魚の頭を進行方向に向けることで、コントロールしやすい
✅ ② 「魚を水面で落ち着かせる時間」を作る
🚨 NG:「魚がまだ元気なうちに、強引にネットに入れる」
→ 魚が暴れてネットの外でバラすリスクが高まる。
🎣 実体験:「60cmのヒラメをネットに入れようとした瞬間、最後のバタつきで逃げられた…」
💡 解決策:「魚を水面で落ち着かせてからネットに入れる!」
✅ ロッドを立ててテンションをかけたまま、魚が水面で横を向くのを待つ
✅ 魚が落ち着いたタイミングで、ゆっくりとネットを入れる
✅ ③ ランディングネットの選び方を間違えない
🚨 NG:「小さいネット or 網目の細かいネットを使う」
→ 魚が収まらない、ルアーが絡んで取り込めない。
🎣 実体験:「ネットが小さすぎて、ランディング直前で暴れた魚が外に飛び出しバラす…」
💡 解決策:「最低でも直径50cm以上のラバーネットを選ぶ!」
✅ ラバー製のネットなら、ルアーが絡みにくい
✅ サイズは50cm以上あれば、70cmクラスの青物にも対応可能
✅ ④ フィッシュグリップを活用し、ランディング後の魚の暴れを防ぐ
🚨 NG:「魚を手で直接掴もうとする」
→ フックが手に刺さる、魚が暴れてカヤックの上で跳ねる。
🎣 実体験:「手で掴もうとして魚が暴れ、ルアーが指に刺さった…」
💡 解決策:「フィッシュグリップを活用し、安全にホールド!」
✅ ランディング後、すぐにフィッシュグリップで魚の口を固定する
✅ カヤックの上で魚が暴れないよう、ストリンガーにつなぐかクーラーへ
3. まとめ:「カヤックでのランディングは、焦らず確実に!」
✅ 魚は「カヤックの斜め前方」で取り込む(真横はNG)!
✅ 魚が水面で落ち着くのを待ってから、ネットに入れる!
✅ ランディングネットは「直径50cm以上+ラバー製」を選ぶ!
✅ 取り込み後はフィッシュグリップで固定し、暴れさせない!
カヤックフィッシングは 「釣るまで」よりも「取り込むまで」が勝負!
焦らず確実にランディングすれば、大物も逃さず、さらに安全に楽しめるようになる。
次の釣行で大物をかけた時は、ぜひこのテクニックを試してみよう!