釣行後に絶対やるべきカヤックメンテナンス&長持ちさせる保管方法
カヤックフィッシングは最高に楽しい。
だが、釣行が終わった後のメンテナンスを怠ると…
✅ ボルトやネジが錆びて、装備が使い物にならなくなる
✅ ハッチやシートが劣化して、カヤックが痛みやすくなる
✅ 最悪、カヤック本体にヒビが入って寿命が短くなる
正直、釣りの後は疲れていて、メンテナンスをサボりたくなる のも分かる。
私自身、最初の頃は適当に洗うだけで、しっかりメンテをしていなかった。
その結果、ボルトが錆びてパーツが固着し、ペダルユニットが動かなくなったり、ハッチのゴムが劣化して海水が侵入… という痛い目にあった。
しかし、いくつもの失敗を経て、「釣行後にこれをやれば、カヤックが長持ちする」 という確実なメンテナンス方法が確立できた。
今回は 「カヤックを長持ちさせるための、絶対にやるべきメンテナンス&保管方法」 を、実体験ベースで解説する!
1. 釣行後すぐにやるべき基本メンテナンス(15分で完了!)
カヤックフィッシング後、家に帰ったら 「とりあえず放置」 は絶対NG。
最低限の手入れをしないと、確実に劣化が早まる。
✅ 釣行後に「15分以内」にやるべきこと
① カヤック全体を真水で洗う(特に金属部分)
🚨 経験談:「塩が残ると確実に錆びる」
- 以前、1回だけ洗わずに放置した結果、ボルトが錆びて外れなくなった…
- 魚探の接続端子も塩で腐食し、買い替え…
💡 対策:塩抜きのコツ
✅ 高圧ホース or シャワーで、全体をしっかり洗い流す
✅ 特に「ネジ・ボルト・ヒンジ部分・シート固定部」は念入りに!
✅ ペダルカヤックなら、ドライブユニットも必ず真水洗浄
② ハッチ&排水口の内部を洗う(忘れがち!)
🚨 経験談:「ハッチの中を洗わなかったせいで、腐った魚臭が取れなくなった…」
- 一度でも海水が入り込んだら、そのまま放置は厳禁。
- 乾燥させる前にしっかり洗い、開けたまま風通しの良い場所で乾かすことが重要。
💡 対策:ハッチの洗浄&乾燥
✅ ハッチの中はスポンジを使って手洗いするのがベスト
✅ 内部に水を溜めて「シャバシャバ」洗うだけでも効果あり
✅ 乾燥時はフタを開けたまま、風通しの良い場所に置く
③ 金属パーツ&ネジ類の「防錆処理」をする
🚨 経験談:「たった1ヶ月放置しただけで、ペダルユニットのボルトが固着…」
- 一度錆びると、分解やメンテができなくなり、交換せざるを得なくなる。
- 防錆処理をしておけば、長期間使える。
💡 対策:防錆スプレーでコーティング
✅ 水をしっかり拭き取った後、「KURE 5-56」や「シリコンスプレー」を塗布
✅ ネジ・ボルト・ペダル部分・ロッドホルダーの金属部に吹きかける
✅ 魚探端子や電極部分も、接点復活剤で保護
2. カヤックを長持ちさせる「保管方法」
釣行後にメンテをしっかりしても、保管方法が悪いと、カヤックは一気に劣化する。
特に注意すべきポイントを紹介。
① 直射日光を避ける(紫外線が最大の敵)
🚨 経験談:「日陰に置かなかったせいで、ハッチゴムがボロボロに…」
- 紫外線は、プラスチック&ゴム系パーツを劣化させる
- ハッチのシールやシートのゴム部分が劣化し、交換するハメに…
💡 対策:カヤックカバー or 日陰保管
✅ 紫外線を防ぐため、必ず屋根のある場所 or カバーをかける
✅ 直射日光の当たるベランダや庭に置く場合は、ブルーシートで覆う
② カヤックは「縦置き」 or 「横置き」が基本
🚨 経験談:「地面に直置きしたせいで、変形&カビ発生…」
- 地面に直接置くと、湿気がこもりやすく、プラスチックが変形することも
- 湿気でカビが発生し、シート部分が臭くなったことも…
💡 対策:カヤックラック or ブロックで浮かせる
✅ 室内保管なら、壁に立てかけて縦置きがベスト
✅ 屋外保管なら、コンクリートブロックやDIYラックで浮かせる
✅ フレームを作って吊るすのもアリ(屋根があれば最高)
③ 冬場の凍結・結露対策(特に電装系)
🚨 経験談:「冬の寒さでバッテリーが死んだ…」
- 魚探や電装バッテリーは、低温&結露でダメージを受ける
- 乾燥させずに保管すると、次の釣行で動かない…
💡 対策:バッテリーは室内保管&完全乾燥!
✅ 魚探やバッテリーは、釣行後に完全乾燥させてから収納
✅ 冬場は、できるだけ暖かい室内に保管
3. まとめ:「ちょっとの手間でカヤックは長持ちする!」
✅ 釣行後は「15分以内」に真水洗浄!
✅ 金属パーツは防錆スプレーでコーティング!
✅ ハッチの中もしっかり洗い、乾燥させる!
✅ 直射日光を避け、ラックやカバーで保管!
✅ 冬場はバッテリーを室内で保管!
カヤックは決して安い買い物ではない。
だからこそ、適切なメンテナンスをすれば、5年以上は快適に使い続けられる!
「面倒くさい…」と思うかもしれないが、ちょっとの手間が、カヤックの寿命を大きく左右する。
メンテを怠って後悔する前に、しっかり手入れして最高の釣行を楽しもう!