釣れた魚の保管が難しい!カヤックフィッシングのクーラーボックス問題をお金をかけずに解決する方法
カヤックフィッシングでは、釣れた魚をどのように保管するかが大きな課題の一つです。クーラーボックスを持ち込もうにも、スペースが限られているため、大型のものは置けないし、市販の高性能クーラーは高価で手が出しにくい…。
そこで本記事では、できるだけお金をかけずに、釣れた魚を新鮮に保つための実践的なアイデアを紹介します!
1. 釣れた魚を保管する際の課題
カヤックフィッシングで魚の保管が難しい理由は、大きく以下の3つ。
① クーラーボックスを置くスペースが限られている
- 大型のクーラーボックスを持ち込むと、パドリングやロッド操作の邪魔になる。
- 小型クーラーでは収納力が不足し、大物が釣れた場合に対応できない。
② 氷を持ち込める量が限られ、長時間の保冷が難しい
- 氷は時間が経つと溶けてしまい、釣行後半には魚が生ぬるくなってしまう。
- クーラー内の水温が上がると、魚の鮮度が急速に落ちる。
③ 釣れた魚を一時的に保管する手段が少ない
- 釣れた直後にすぐクーラーに入れるスペースがない場合、船上で魚を置く場所に困る。
- すぐに締めるべき魚(青物など)を適切に処理できないことも。
2. お金をかけずに魚の保管問題を解決する5つの方法
① 100均アイテムを活用した「簡易クーラーバッグ」
- ダイソーやセリアの「保冷バッグ(アルミ製)」を活用し、小型クーラーの代用品とする。
- 2〜3重にすると保冷力が向上し、短時間なら十分使える。
- 内部にペットボトル氷を入れておけば、クーラーボックスと同じ効果を発揮。
▶ 具体的な活用法
✅ 100均のアルミ保冷バッグを2重にする(内側に新聞紙を敷くと保冷力UP)。
✅ 凍らせた2Lペットボトルを2本入れる → 溶けても冷水として利用可能!
✅ カヤックのデッキに固定して、邪魔にならない場所に設置。
💡 コスト:200円〜500円程度!
② ペットボトル氷+発泡スチロールボックスで激安クーラーを作る
- スーパーでもらえる発泡スチロール箱を活用し、断熱性の高いクーラーボックスを自作。
- 内部にアルミシート(100均)を貼ることで、冷却効果をアップ!
- これに凍らせたペットボトル氷を数本入れると、5〜6時間の保冷が可能。
▶ 作り方 ✅ スーパーの無料発泡スチロールを入手(できれば厚めのもの)。
✅ 内側に100均のアルミシートを貼る → 断熱効果が向上!
✅ 凍らせた500ml or 2Lペットボトルを入れる(溶けても水として利用可能)。
✅ 釣れた魚を新聞紙で包んで収納すると、ドリップ(血水)を吸収し鮮度保持!
💡 コスト:500円以下!(ほぼ無料で作れる)
③ 魚を「海水氷」で冷やす(氷なしでもOK)
- クーラーに入れる氷が足りないときは、海水と少量の氷を混ぜる「海水氷」を作る。
- 真水よりも冷却効果が高く、魚の身が締まりやすい。
▶ 作り方 ✅ クーラー or 保冷バッグに海水を入れる(水位は魚が完全に浸かる程度)。
✅ 少量の氷(ペットボトル氷でもOK)を投入 → 海水氷の完成!
✅ 釣れた魚を入れると、氷水の冷却効果で鮮度が長持ちする。
💡 コスト:氷代だけ(数十円〜100円程度)
④ 魚を「デッキネット」に固定し、一時的に海水保管
- クーラーに入れる前に、釣れた魚をデッキネット(荷物固定ネット)に固定して海中に吊るす。
- 水温が高すぎない場合(15〜20℃程度)なら、短時間は鮮度を保てる。
▶ 手順 ✅ 釣れた魚のエラと口にスナップ or カラビナを通す。
✅ カヤックのデッキネットやリーシュコードに固定し、海中に浸す。
✅ ポイント移動の際は、魚をクーラーや保冷バッグに移動。
💡 コスト:100円〜300円(カラビナやリーシュコード)
⑤ 「新聞紙+ビニール袋」を活用した簡易保冷
- クーラーがなくても、新聞紙とビニール袋を使うことで、鮮度保持が可能。
- 新聞紙は魚のドリップを吸収し、ビニール袋が乾燥を防ぐ。
▶ 使い方 ✅ 釣れた魚を新聞紙で包む(血抜き済みがベスト)。
✅ ビニール袋(スーパーのレジ袋でもOK)に入れ、口を軽く縛る。
✅ デッキの影になる場所に置き、直射日光を避ける。
💡 コスト:ほぼ無料!(新聞紙&レジ袋)
3. まとめ:お金をかけずにできる魚の保管対策
方法 | コスト | 保冷効果 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
100均アルミ保冷バッグ | 200円〜500円 | △(短時間向け) | ⭐⭐⭐ |
発泡スチロール+ペットボトル氷 | 500円以下 | ◎(長時間OK) | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
海水氷で冷却 | 100円程度 | ○(中時間向け) | ⭐⭐⭐⭐ |
海中保管(デッキネット) | 100円〜300円 | △(短時間向け) | ⭐⭐⭐ |
新聞紙+ビニール袋 | ほぼ無料 | △(一時的) | ⭐⭐ |
カヤックフィッシングはスペースが限られるため、既存のアイテムや100均グッズを活用することで、お金をかけずに魚の保管問題を解決できます。
ぜひ、自分のスタイルに合った方法を試してみてください!💡🐟🔥